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【終了しました】＜緑の地球ネットワーク(GEN)＞中国緑化協力の旅　2019年春 黄土高原スタディツアー

中国山西省大同で25年間緑化協力をつづけ、新しく植える場所がなくなってしまったGENが、お隣の河北省張家口市蔚県で見たのは、「まだまだ植えられるやん！」という黄土丘陵と荒れ地でした。2019年春の植樹予定地は、代王城鎮。中国の歴史に関心のある方は、「代国（春秋）」について下調べしていくと感慨深いものがあるかも。
植樹以外にも、小学校での交流や、明・清代の古い城壁が残る街訪問など盛りだくさんな旅です。ちょっと昔の中国の面影をのこす、のんびり豊かな蔚県の春を、ご一緒に楽しみませんか。

〜黄土高原スタディツアーとは〜

緑の地球ネットワーク(GEN)は、1992年から中国山西省大同の黄土高原で25年間緑化協力をつづけました。大同は黄土高原の東北端、北京の西約300kmに位置し、沙漠化の最前線であり、また、風砂の源でもあります。年間降水量が約400mm、その大半が夏に集中し、表土を押し流して深刻な水土流失を引き起こします。

大同の人たちとともに、25年をかけ5,900ha余りに1,890万本近くの木を植え、さらに、中国が熱心に緑化に取り組んだこともあり、この数年大同では新しく植える場所を見つけるのがむずかしくなってきました。

25年間積み重ねてきた経験を無駄にせず、生かせる場所をさがして、2016年、大同のすぐ東隣の張家口市蔚 県で新しく緑化協力をはじめました。蔚県は大同市広霊県に隣接し、気候・土壌の条件は大同とほぼ同じ。この10年ほどで急速に開発がすすんだ大同と違い、歴史を大切にしていて、古いものや文化が残った街並み、人びとの暮らしが懐かしさを感じさせます。県城の旧市街に散在する社寺・史跡や、農村部に多くのこる古堡、 打樹花など、みどころはたくさんあります。なにより、植樹の余地がたくさん残っているのが嬉しいところです。

さらに蔚県では、ここを流れる壺流河周辺に湿地公園が計画されていて、その一画で“蔚州郷土樹木園”という樹木見本園の建設に協力することになりました。これまでの砂漠化地域の緑化にくわえ、新しいチャレンジになります。鳥類をはじめとする生態系の回復にも大きな役割を果たすことが期待されます。

特に参加資格はもうけていませんが、上記の趣旨に賛同し、自分の行動に責任を持ち、集団行動ができ、バスでの長時間移動をふくむ旅程にたえうる人というのが最低限の前提です。
一般の観光旅行ではありません。「お客さま」ではなく主体的な参加者として、真剣かつ虚心に、何かを得ようという姿勢で参加してください。

現地の気候は？

春は昼夜の寒暖の差が大きく、夜間は零度前後、昼間は20°C前後になることもあります。
また、風が強く、黄砂が飛びます。空気は乾燥しています。標高1,000m以上と高度が高いので、紫外線が強いです。

★見 ど こ ろ★

暖泉鎮にある西古堡（明清代の建物が残る地区）

古い街並を観光資源にしながら、そこで営まれる人びとの暮らしを見ることができます。

★スタッフの白川が2017年春、緑の地球ネットワークのツアーに参加しました！

報告は、【こちら】からご覧頂けます。
植樹の様子、暖泉鎮や蔚州古城などたくさんの写真をご覧いただけます♪
ぜひご覧ください！

日程表

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