イカロスメール
海外旅行のハードル
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||||| メール イカロス No.539 ||||||
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海外旅行のハードル 【岩井】
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７月１日より、タイのプーケット島への渡航が解禁になるとのニュースがあった。
低リスク・中リスク指定の国（該当国のリストは未発表）からの旅行者で、ワク
チン接種が完了している場合に限り、隔離措置なしでプーケット島への渡航が認
められるようになる。プーケット島ではタイの他地域よりも優先してワクチン接
種が行われており、早期に住民の７０％にワクチンを打つ計画が進められている。
また、プーケット以外の地域は、10月より受け入れが検討されている。
インドネシアのバリ島では、観光地として人気のウブド、ヌサドゥア、サヌール
の３地域が観光客受け入れの重点地域として指定され、ワクチンの優先接種など
が進められている。公式な発表はまだないが、プーケット島同様、早期の観光客
受け入れを目指している。
ハワイは、指定の医療機関で陰性証明書を取得した旅行者に対しては、隔離措置
なしの入国をすでに認めている。
EUも日本からの渡航者受け入れを解禁した。ただしEUの場合、最終的な入国の
可否は加盟国が独自に判断することになっている。スペインはすでに陰性証明も
隔離措置不要で渡航可能であるが、他の国はより厳しい措置を継続している。
しかしおそらくは、今後スペインに続く国も出てくるものと予想される。
このように、一時期よりは渡航のハードルが下がりつつある傾向はあるが、スタ
ディツアーの渡航先として人気のある東南アジアや南アジア諸国では、タイなど
の例外はあるにせよ、観光客受け入れには消極的な国のほうが圧倒的に多い。
また弊社で手配をいただくことの多いアフリカでは、タンザニア、エジプト、ケ
ニア、南アフリカなど、PCR検査の陰性証明書があれば、隔離措置不要という国
も存在はする。ただし全体的にワクチンの接種は遅々として進んでいない。
たとえ日本が年内に希望者全員のワクチン接種が完了したとしても、その後すぐに
スタディツアーが再開できるかどうかはわからない。ツアー実施の可否は、渡航先
のワクチン接種状況も大きく関係してくるであろう。
そのような不透明な状況ではあるが、準備は怠っていない。「スタディツアー再開
のために」と題したオンラインフォーラムで、NGOや学校関係の方々と共に、再
開のための知恵を出し合って議論をしている。再開のためのガイドラインを協働で
作成することを目標とする、ワーキンググループもじきに立ち上がる。
そのガイドラインは、万一事故が発生した場合に、「ガイドラインに従いこれだけ
の準備をしていた。なので安全配慮義務は果たしており、使用者責任も免れる」と
いう、いわば組織的な言い訳作りに利用するためのものであってはならない。参加
者がより安心してツアーに参加できるための、または参加者にしっかりとリスクを
理解してもらい、参加者にも責任ある行動を促すためのものであらねばならない。
そのことを肝に銘じ、またスタディツアーに参加いただける日が来ることを信じ、
今できることを続けていきたい。
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教育映像パッケージ「SDGs実現をめざして 〜 NGOの発言、行動、批判」
CASA de UMEで制作中 【山田】
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CASA de UME では、NGOが蓄えてきた活動実績や映像資料をまとめて教育映
像パッケージとし、SDGｓの課題別に20分程度に収録したDVDの制作に取り
組んでいます。
すでに、SDGs GOALSの｢１.貧困をなくそう｣｢２.飢餓をゼロに｣についてアクセ
スー共生社会をめざす地球市民の会に、｢14.海の豊かさを守ろう｣｢15.陸の豊かさ
も守ろう｣についてツナミクラフトに、｢４.質の高い教育をみんなに｣についてＣ
ＦＦジャパンに、｢12.つくる責任つかう責任｣についてウータン･森と生活を考え
る会に、それぞれインタビューの収録を終え編集作業を進めています。ZOOMな
どのネットを通じた収録や編集ですべてが完結し、対面の機会が全くないという
点では連続フォーラムと同様の作業スタイルとなります。17のGOALSを完成す
るまで、一日中コンピュータと向き合う日々がもう少し続きそうです。
SDGｓのカラフルなロゴを目にすることが増えていますが、これが一時の流行
なのか、企業のイメージ戦略なのか、いずれにせよ上滑りなメッセージが氾濫し
ています。収録、編集作業の中であらためて気づくのは、NGOこそがSDGｓで
取り上げられている課題の本質に取り組んできたということです。「SDGs実現
をめざして 〜 NGOの発言、行動、批判」という題名に、｢発言｣と｢行動｣だけで
なく｢批判」を入れておいてよかったという思いを深めています。
https://info987022.wixsite.com/website/教育映像パッケージ
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オンラインプログラム情報紹介
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テラ・ルネッサンス20周年キックオフイベント
「こうして、ぼくらは世界を変えるために一歩を踏み出した」
【日 程】2021年7月3日
【時 間】15:00~18:00（途中入退出可）
【場 所】オンライン（ZOOM）
【参加費】無料
▼詳しい案内をみる
https://www.terra-r.jp/event/20years_kickoff.html
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WE Talk “SOCIAL” 「情報の波を乗りこなせ！
～のみ込まれずに有効活用！アクションの輪を広げよう～」
【日 程】2021年6月27日
【時 間】14:00~16:00
【場 所】オンライン（ZOOM）
【参加費】無料
▼詳しい案内をみる
https://ftcj.org/archives/24759
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児童労働について知ろう！オンラインイベント
「知る×action～子どもたちの未来を守るのは私たち～」
【日 程】2021年6月25日
【時 間】19:00~21:00
【場 所】オンライン（ZOOM）
【参加費】無料
▼詳しい案内をみる
https://www.shaplaneer.org/news/events/210527_againstcl/
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TEL 06-6409-4333 FAX 06-7635-8703
https://alternative-tour.jp/
〒660-0084 尼崎市武庫川町4-27-1
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